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by Chi・Chi

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出展のお知らせ

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9月15日土曜日、大阪のATCホールで行われるアート&てづくりバザールに出展の予定です。
出展場所は、T-34のブースです。



出版のお知らせ

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Chi・Chiのはじめての著書、「野の花コサージュ」が、河出書房新社さんより出版されました。
春夏秋冬の素朴な野の花、25種類の作りかたをご紹介しています。

Amazon
かぎ針と刺しゅう糸で編むボタニカル・アクセサリー 野の花コサージュ


ネットショップ

ハンドメイド通販サイトCreemaとminneにて作品を販売しております。

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minne: https://minne.com/chichi-tshgt

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Creema: http://www.creema.jp/c/chichi-tshgt


今していること
https://twitter.com/chichi_teshigot

作品ギャラリー
https://www.instagram.com/chichi_teshigoto/

タグ:草木染め ( 12 ) タグの人気記事

夏の花、たくさん

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連日ただならぬ暑さですね(^ ^;)
週末は、少し涼しくなってくれるようですが…。台風が来るそうなので、それはそれで心配…。

先日、お休みしてしまいましたので、上賀茂手づくり市のために制作した夏の花コサージュはminneのほうにて販売しようと思います。
なかなか時間がかかりましたが、ようやく登録が済みました。
ただいま展示中となっております。
明日、土曜日の夜9時に販売開始する予定です。
よろしければ、ご覧になってくださいませm(_ _)m

それぞれの花のご紹介です(*^ ^*)
まずは、今年の新作、金蓮花。
ナスタチウムとも言います。赤やオレンジ、黄いろのあざやかな花びらがいかにも夏らしい花です。
じつは、食べられるのだそうです。目にもおいしいキンレンカ、どんな味がするのかしら。子どものころ、鉢植えが家にありましたが、食べたことはなかったな…。
蓮の葉に似た丸い葉っぱがかわいくて、作ろう、と思ったのです。明るい色で放射状に葉脈が入っているところは、わりとややこしい編みかたをしています。なかなか、金蓮花らしくできたかな、と思います。雨蛙が似合いそうな葉っぱです。

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去年も作ったあさがおのコサージュ。「野の花コサージュ」にも、作りかたが載っています。
今年は、草木染め糸で編みました。青から紫をたくさん染めたので、色を選ぶのは楽しい作業でした。青、みずいろ、紫の3種類です。
ねじねじのつぼみは、少し濃いめの色で編んでみました。色が豊富なのでできることですが、ちょっとわかりにくいですね…(^ ^;) もう少し明度を落とさないと。
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ひまわりのコサージュも、3種類。分かりにくいですが、少しずつ違っているのです(^ ^;)
ひまわりのコサージュは毎年作っているのですが、毎年、作りかたが違います。まだまだ、試行錯誤中なのです。
花芯は、「野の花コサージュ」に載せたものと同じですが、花びらの編みかた、葉っぱの大きさ、がく、などなど改良しました。
ひとつ目に編んだものは、たまねぎで染めた茶色のすすぎが不十分だったのか、糊を付けすぎたせいなのか、花びらに浸み出してしまいました(;´Д`)
水濡れご注意と言いつつ、自分でその状況を作ってしまうとは…(。-_-。)
目立つというほどではないですが…。お求めやすい価格での販売となっております。
葉っぱは濃いめの緑、花びらの黄色もやや濃いめです。
他のふたつは、全体にもう少し明るい色で作りました。ほぼ同じふたつですが、花芯に違いがあって。
花芯は中心が緑、周りの咲きかけの部分が、かたほうは黄緑、もうかたほうはくすんだ黄いろです。
市に持って行って販売するつもりだったので、こんな微妙な違いで作ってしまったのですが…。写真ではほぼ見分けがつきませんね(^ ^;)

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そして、さるすべり。今ちょうど真っ盛りで、あちこちで金平糖みたいな花が咲きみだれています。
この落ち着いたマゼンタピンクは、茜で染めたものです。茜を銅媒染すると、ちょうどさるすべりらしいマゼンタに染まります。…が、なかなか濃く染まらないので、いちばん濃いのは煮詰めて、重ねて染めました。
濃いピンク、淡いピンク、ピンクの3種類です。

市で販売するときは、持って行ったらおしまいなので、気にならないのですが、ネット販売のときは色が違うと別々に登録しなければならないので、写真を撮ったりがとても手間です…(;´Д`) そのつもりがなかったので、同じ扱いにできるのは金蓮花だけ、という…。
特に今、撮影に向いた日当たりのいい部屋は、気温も上昇するので…。なかなかの苦行でした(^ ^;)

ともあれ、登録が無事にすんで良かったです。
blogも夏の花にもよう替えしました(*^ ^*)

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by chichi-teshigoto | 2018-07-27 15:31 | てしごと | Comments(0)

草木染め:梅雨どきの花たくさん

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上賀茂手づくり市のための、梅雨どきの花がたくさんできあがりました。
あじさいは3色、新たに作り足して、5色となりました。
緑みのみずいろ。青。赤紫。
草木染めのあじさい、色とりどりです。
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やまぼうしのコサージュもできあがりました。
大きな白い花びら。花芯の明るい緑、葉っぱの深緑。
枝の茶色はたまねぎ染めです。
くっきりした白と緑の配色が涼しげな、初夏のコサージュです。

つゆくさのコサージュは、前に作ったひとつきりとなりそうです(^ ^;)
保管用の紙箱、紙袋とショップカードなど、用意しなければならないものがまだまだたくさん…。
いつものように、てんてこまいです。

上賀茂手づくり市、いよいよ明日。
お天気もなんとか大丈夫そうです(*^ ^*)
よろしければ、ぜひ遊びにいらしてくださいませm(_ _)m

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by chichi-teshigoto | 2018-06-23 20:25 | てしごと | Comments(0)

草木染め:あじさいのコサージュ

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草木染め糸で編んだ、あじさいのコサージュがとりあえず2つできあがっております。
みずいろのあじさい、紫のあじさい。
みずいろと柔らかな青、青紫と薄紫の、染めたばかりの糸で編みました。
紫は少しムラになっていますが…。それもあじさいらしく、ニュアンスのある色です(*^ ^*)
赤紫、緑みの青、なにしろ糸がたくさんあるので、楽しくて…、あれもこれもと、まだまだあじさい制作中です。
上賀茂手づくり市まで、日がないので急がねば!
お天気が危ぶまれるところです。晴れてくれるといいのですが…(^ ^;)

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by chichi-teshigoto | 2018-06-21 19:37 | てしごと | Comments(0)

草木染め:重ね染め色とりどり

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一昨日は、大きな地震があり、朝から驚かされたのです。
さいわい、身の周り、知っている人などに被害はなかったようなので、いつもと変わらず過ごしているのですが…。
地面は揺るぎなく盤石であってほしいものです。

ともあれ、日曜日には上賀茂なので、制作に励んでいます。
糸もたくさん染め出しました。

草木染めでは、なかなか狙った色が出ないものなので…。
特に緑はなかなか染まらず、難しい色です。
マテ茶染めで草木染めらしい、柔らかな緑が出ることは出るのですが、日光にたいへん弱く、しだいにセピア色に色褪せてしまうので、商品として優れているとは言えません。「それが草木染めだから」と開き直るのも、なんだか違う気がします。
…ということで、重ね染めのお話です。
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そもそも、本格的な草木染めでは、緑は苅安の黄色と藍染めの青を重ねて作るもののようです。
藍染めって手間だし、ちょっと無理かな…と思っていたのですが、ログウッド銅媒染で青が案外かんたんに出ることが判明しました。
それでも、重ね染めって、色がまだらになりそう…とか、難しそう…とかためらっていたのですが、4月、ハンマケの準備をしていたころ、ひなげしを編むためのオレンジがどうしても出ず、茜に苅安を重ねて出すことにしたのでした。
そして、オレンジがきれいに出たことに気をよくして、ログウッド+苅安にも挑戦してみたのでした。

結果、たいへんあざやかな緑らしい緑が出ました…。
マテ茶のやさしい緑に慣れた目には、その緑は合成着色料のごとく派手に映り、使うのをためらったほどでした。
…刺繍糸と比べると、そんなにあざやか過ぎるわけでもないか、と思い直して、先日つゆくさを作ったのですが。

しかし、やはりもう少し落ち着いた緑が欲しいので…。
苅安は冴えた黄色が出るので、たまねぎで出したらどうか? と思いついたのです。
たまねぎは銅媒染で少し茶色がかった黄色になるので、いい感じに彩度が下がるのではないかと。

もうひとつ、紫も出てほしい色でした。
ログウッドのみょうばん媒染で、紫は容易に出る色なのですが、これもやはりあざやか過ぎる…。
それに、糊をかけるとどうも青みがかってしまうのです。
そろそろあじさいを編むので、糊をかけても大丈夫な、落ち着いた紫がほしい。
茜の銅媒染で落ち着いたマゼンタ色が出るので、ログウッドと合わせればいろんな色みの紫が出るのでは…。

そんなわけで、重ね染めでいろいろ試してみよう、と思ったのでした。
考えてみれば、色の三原色はすべて揃っているのです。
ログウッド銅媒染のシアン。
茜のマゼンタ、たまねぎ・苅安のイエロー。
理屈の上では、混色すればすべての色が出せるはずです!

まずはログウッドでシアンの濃淡を多数染め出し、茜を重ねて紫に挑戦したのでした。
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色の調整がしやすいかと思ってログウッドを先に染めたのですが、ログウッドは強いので、後のほうがきれいに染まったかもしれません…。ちょっとムラになってしまいました。
…が、あじさいを編むにはいい感じ!
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染液の濃度や浸ける時間を変えて、赤紫から紫みの青まで、さまざまな紫を染め出しました。
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次に、茜とたまねぎでオレンジを。
オレンジは明るいほうがいいな、と思ったので媒染はみょうばんです。
銅媒染ではどうなるのかな…。今回、赤が出なかったのですが。茜+たまねぎ銅媒染でひょっとしたら出たりするのだろうか…。またやってみないと…。
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そして、ログウッド+たまねぎで緑です。
たまねぎ単体での銅媒染は出さなかったので、写真はみょうばんのたまねぎで、明るい黄色ですが(^ ^;)
いい感じに彩度が落ちて、落ち着いた緑が出ました!
これもやはり、たまねぎから先に染めたほうがムラが出なかったかもしれませんが…。
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オレンジから黄色まで。
そして、さまざまな緑です。黄緑、青緑、ビリジアン。

以前苅安で出した色と合わせて、草木染め色相環が完成しました。
黄緑と赤のあたりがちょっと弱いかな(^ ^;)
黄緑、青緑は苅安で染めたほうがきれいな色が出るのかも…。なるべくムラが出ないように染めることと合わせて、今後の課題です。
重ね染めの混色…。楽しいですね(*^ ^*)


色がいろいろ揃ったところで、作品を制作しなくては!
糸にこだわるのもいいですが、素材ができただけなので。
日曜日まで、せっせと編みます。
あじさいのコサージュを制作中です(,,゚_゚)ノ

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by chichi-teshigoto | 2018-06-20 22:53 | てしごと | Comments(0)

草木染め:春の花リース、完成!

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草木染めの糸で編んだ、春の花リースができあがりました。
さくら、ミモザ、すみれ、ビオラ。春の花がたくさん(*^ ^*)
デザインは去年も作ったおなじみのものですが、今回はすべて自分で染めた糸を使いました。
びわの葉、たまねぎ、マテ茶、ログウッド…。自然の色、とりどり。
ちょうちょブローチも、草木染めの麻糸で作りました。マテ茶で染めたオフホワイト、濃いめのグレイはなかなか出すのが難しくて、ログウッドの鉄媒染にくるみの皮の重ね染めです。

ほんとうは上賀茂手づくり市に出す予定で制作していたのに…。市の日からもう1週間も経ってしまいました(^ ^;)
無理をせずゆっくりめに作っていたので、案外時間がかかりました。
せっかくの大作なので、出展に持って行きたかったですが…。Creemaも長いことほったらかしなので、ちょうど良かったのかも。
草木染めさくらコサージュ、ミモザコサージュとともに、明日月曜日の夜9時ごろ、Creemaにて販売開始の予定です。
よろしければ、どうぞご覧になってくださいm(_ _)m

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by chichi-teshigoto | 2018-04-01 21:16 | てしごと | Comments(0)

草木染め:まとめ

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このひと月ほど、どっぷりと草木染めにはまり込み、せっせと熱心に染めたおかげでずいぶんたくさんの色が染め上がりました(*^ ^*)
草木染め、と一口に言っても、煮出してやっと色が出るもの、あっという間にあざやかに染まるもの、媒染をかけると色が変わるもの、pHで色が変わるもの、日光に弱いもの強いもの…と、染材によって全然性質が違っていたり、条件の違いで別の色になったり、ほんとうに奥が深いというか…。
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写真はマテ茶で染めたものです。重曹を入れ、銅媒染でくすんだ緑に染まります。銅が強いと、黄緑色に。
鉄媒染では赤みが残って、茶色になります。重曹を入れずに鉄媒染では、グレイに染まります。
オフホワイトを染めたかったので、ごくごく薄めて鉄媒染で出しました。
ひとつの染材で、こんなに色とりどり。
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紫、みずいろ、オレンジ。すべてログウッドで出した色です。
みょうばん媒染であざやかな紫、銅媒染でくすんだ青から紺。重曹を入れて銅媒染すると、あざやかな青やみずいろに染まります。
pHによって染まる色が違い、水道水は塩素消毒してあるため青系の色に染まりやすいのだとか。
クエン酸を入れて酸性にしてみると、くすんだオレンジ色が出ました。
すみれを編むのに深い紫が欲しいな…と思い、みょうばん媒染で濃いめに染め、薄めのクエン酸水に浸けると赤みが出て、ちょうどいい深い紫色に染め上がりました(*^ ^*)

…と思ったのですが、いざすみれを編んで、仕上げに糊をかけるとみるみる赤みが消えて、青いすみれになってしまいました。
なんと(;゚Д゚)
クエン酸で出したオレンジも、もしやと思い少し糸を切って試してみると、オレンジと青を混ぜ合わせたような、紫ともグレイともつかぬ色に…。
どうやら糊をかけると、クエン酸効果がなくなってしまうようです(。-_-。)
ふつうに染めた紫も、青みがかかるのですが、そこまで激しい変化ではないので、すみれはそれで作ることにしたのですが…。せっかく染めた色が使えないのは残念なことです。
糊をかけなければ大丈夫なのですが、作品によっては糊付けしないとかたちが変わるものもあるし…。
安定しないもので作品を作るのもどうかと思うし。

色が変わることで心配なのは、もうひとつ、日光です。
やはり直射日光は大敵のようです。特に丈夫なものを除くと、じょじょに退色していきます。
室内に置いてあるものは、気になるほど変化はないようですが、まだ染めて1か月ほどなので…。心もとなさは残ります。
草木染め…。難しいですね(^ ^;)
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しかし、せっかく染めたものですし、これで草花を編みたいなぁ、と思うのです。
びわの葉のピンク、たまねぎのオレンジや黄いろ、苅安の冴えた黄いろ、マテ茶の緑、苅安の深緑。
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ログウッドの青やみずいろ、紫、黒豆のくすんだ紫、たまねぎ、マテ茶、くるみの皮の茶色、びわの葉、マテ茶、コーヒーなどなどいろんなグレイ、さまざまな色合いの白。
味わい深い、自然の色です。
ひと通り、色が揃ったので、しばらくはこれで作品を作ろうと思います。
まずは、上賀茂手づくり市のために…(*^ ^*)

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by chichi-teshigoto | 2018-03-19 19:39 | てしごと | Comments(0)

草木染め:ログウッド恐るべし

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そろそろ、糸ばかりでなく、糸を使った作品も制作していかなくてはならないのですが…。
あいかわらず、染めに取りつかれております。
草木染め、奥が深すぎる…。

今日は、ログウッドで紫を染めようとしたお話を書こうと思います。
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春はすみれを編みたいので、紫はどうしても欲しい…。
黒豆で紫を染めようとしたものの、成功したとは言いがたい結果でした。
たまねぎのようにいろいろな色が出、かつ日射しにも強い、というすばらしい染材はやはりまれで、ふだんの食材で手に入るようなものは、それほど色が出ないか、日射しに弱いか。
苅安にしろびわの葉にしろ、染料店の染材はやっぱり優秀なんだなぁ…と身に沁みたので、ふたたび染料の専門店に行き、紫が染まるというログウッドを手に入れてきたのです。
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ただの木の屑にしか見えないログウッド。ですが、煮出してみると凄かった…。
水に浸すだけでみるみる濃いピンクの液が出てきて、20分ほども火にかけると、まっ赤な液が得られました。
見た目にはまっ赤ですが、どことなく黄色っぽくて、糸を浸すとオレンジ色に染まります。無媒染では色が定着せず、洗うと流れてしまうようです。
みょうばんで媒染してみました。
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みるみる赤みが消え、あざやかな紫色になりました。
おお…。ログウッドって凄い…。
なんとか色の濃さを調整しようと思って、染液を薄めてみたり、媒染液に先に浸けておいて、染液に浸す時間を短くしてみたり。
やや薄い色にはなったのですが、彩度が高い高い…。もう少しこう…くすんだ色が好きなのですが…。
草木染めってこんなのだっけ…?
どうも先媒染すると、雑味のないあざやかな色になるそうです。媒染は後からのほうが落ち着いた色になるとか…。後で知ったことですが。
鉄媒染では、紺色、薄めてみると紫がかったブルーグレイ。
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銅媒染では、まるでデニムのようなあざやかな青になったのです。
青って藍染めでなくても出るんだー…。
アルカリ性で青みが増す…と書いてあったことを思い出し、重曹を入れてふたたび染めてみると、みょうばん、鉄ではややあざやかさが増したくらいでしたが、銅媒染ではますます青みが強くなり…。染液を薄めて、淡い空色までが出ました。
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青って、草木染めでは緑以上に難しい色だと思っていたのですが…。
こんなに簡単に出るとは…。つゆくさもあさがおも、夏の花は悩まずにすみそうです…。

あんまりいろんな色が出たので、糸の束がなくなり、染液はまだ余っていたのですが、その日はそこで終了。
下拵えした糸を用意し、ふたたびログウッド染めにチャレンジしました。
酸性では赤みが強くなるそうなので、こんどはクエン酸を投入。
すると…、みょうばん媒染で紫色にはならず、赤みというより黄みが強くなって、くすんだオレンジ色になりました。
銅媒染でもほぼ同じ色。鉄ではくすみが強くなり、ベージュに近い色になりました。
金木犀を編むのに良さそうな、やわらかなオレンジ色です。
ひなげしを編むのに、もう少しあざやかなオレンジが欲しいのですが…。いちど使った後の染液だから薄くなっていたのか、もう少し酸性を強くした方がいいのか…。また試してみよう…。

紫、青、ブルーグレイ。くすんだオレンジ。色とりどりです。
草木染めに対する思い込みがくつがえったような、ログウッド染めでした(^ ^;)

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by chichi-teshigoto | 2018-03-10 21:31 | てしごと | Comments(0)

草木染め:緑を求めて

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3月になりました。
今日はえらく風が強いです。春一番なのかな。
なかなか暖かくならないと思っていましたが、ここ数日でみるみる春らしくなってきました。

引き続き草木染めのお話です。今日は、緑色を染めようと苦心したことを書きます。
なにしろ、花を作るために染めているので…。緑がないと、はじまりません。

草木染めで緑に染めるのは、じつは難しいのだそうです。
植物といえば緑色、なので、意外や意外。しかし、花の色もそうですが、見えているものは案外染められないのですね。
びわの葉みたいに、思いもよらない色が出てくる…というのが草木染めの面白いところではありますが…。
染めの本などを見ると、緑を染めるためには、まず苅安で染め、その上に藍を染め重ねて黄色⁺青で緑色にする…ということでした。
手間です。
だいたい、藍染めをする自信もまだないのです。
どうやって緑を手に入れればいいのか。

今まで染めた中では、カーキというかオリーブ色に染まったたまねぎの鉄媒染。
灰色がかった深緑に染まった苅安の鉄媒染。
この二つがどうにか緑と言えそうな色でした。
鉄はどうしてもグレイがかった色に染まるので、鉄を薄くしてみたらひょっとして…? と思い、苅安で試してみたのですが、けっきょく薄いカーキ色になっただけでした…(。-_-。)
うーむ、緑色に染まる染材ってないのかしら。

わたしが草木染めをはじめるきっかけになったご本、「布花図鑑」では、緑はコーヒーの銅媒染やマテ茶の銅媒染で出すことになっています。
マテ茶(しかも煎ったものではなくグリーンマテ茶)はなかなかどこにも置いていないので、とりあえずコーヒーの銅媒染を試してみたのですが、これがぜんぜん、緑みのかけらも出ませんでした…。何が違うのか、コーヒーの種類かしら。
どうしよう…と思っているうち、大阪の成城石井でグリーンマテ茶を見つけたのです。おお!
さて、どうなることか。

ティーバッグだったので、中身がちょっと少なめです。数個をまとめて、煮出しました。緑茶のようで、ちょっと黄緑色と言えなくもないですが、お茶らしい色が出てきます。
緑に染まりそうな気はしません。重曹を入れること、となっているので半信半疑で入れてみました。黄色の泡がさーっと立ちます。
うーん、茶色の色が濃くなったようです。あれ、でも…、鍋肌が緑っぽいような…。
糸を入れてみました。明るい茶色に染まったようです。おや? 液から出ている上の部分が、緑っぽくなっています。
取り出してみました。
茶色に染まった糸が、濃いめの緑色に変わって行きます。温度が下がったからか、空気に触れたからか…? ともかく、緑色にはなったのです。

試しに洗ってみると、みるみる色が落ちてしまいました。やはり媒染をかけなくてはいけないようです。
書いてある通り、銅媒染をかけると、明るい黄緑色になりました。若草色、と言いたいような色です。おおー。緑だ(*゚Д゚)
みょうばんでは、ほとんど色が定着しませんでした…。やや緑っぽいクリーム色に。
鉄では緑みが抜け落ちて、くすんだ茶色になってしまいました。まぁ、これはこれでいい色ですが…。
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その後、なんどかいろいろ試してみて、銅が強いとしっかりした黄緑色になり、銅が薄いとやや青みの緑になることや、濃く染めようと長時間煮出すとくすみが出るらしい、ということが分かりました。
いったん乾かして染め重ねたものが、いちばん緑らしい緑色になりました。
もっと試してみたかったのですが、糸とマテ茶がなくなってしまいました(^ ^;)

その後、京都の紅茶の専門店で、グリーンマテ茶が置いてあるのを見つけました。
同じメーカーでないので、発色がまた変わるかもしれない…。試してみたいですが、糸がなくなってしまったので、またこんど。

ともあれ、なんとか緑と呼べそうな糸がそこそこ染め上がりました。
これでようやく作品が作れます。
ここしばらく糸の話ばかりだったので、次は、草木染めで作ったはじめての作品のお話をしようと思います(*^ ^*)

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by chichi-teshigoto | 2018-03-01 21:05 | てしごと | Comments(0)

草木染めに、挑戦!:びわの葉

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草木染め、試行錯誤継続中です。
記事に書くのがなかなか追いつかないのですが、思いつきであれこれ試しております。なかなか、思うようには色が出ませんねー。当たり前ですが…(^ ^;)
今日は、びわの葉染めのお話です。

たまねぎと同じく、びわの葉も草木染めの染料として定番のようです。
びわの木が近所の公園に植えてあって、実の時季には小さな実をたくさんつけていたりするのですが、あの葉っぱを勝手に採取するのはいかんだろうなー。
びわの葉茶というのもあるので、それで試してみようかしら…などと考えていたのですが、媒染液を購入するため染料の専門店に行ってみると、染料用のびわの葉がちゃんと売っていたのでした。

乾燥して細かく刻んであります。
ぐらぐら煮出すと、明るい茶色の色が出てきます。お茶にするくらいなので、けっこう強い香りもします。
それほどすぐに濃い色が出る、というわけでもなかったので、30分ほど煮出しました。
下拵えの済んだ糸の束を用意し、染めに入ります。

まずはみょうばんから。
オレンジ~赤の色が出る、ということだったのですが、媒染液に漬けると色が落ちて、オレンジがかった黄色、洗うとさらに色が落ちて濃いめのクリーム色になってしまいました。
うーん、あまり定着しないようです。染める時間が短かったかしら。
銅媒染では、濃いめのサーモンピンクになりました。いい色だったので、染める時間を加減して淡いサーモンピンクも作りました(*^ ^*)
鉄媒染では、色がみるみる消えて、きれいなグレイに…。

期待していたほどには、濃い色が出ませんでした(^ ^;)
…が、びわの葉は重曹を入れると赤みが増す…ということなので、ここで重曹投入!
泡が立って、みるみる液が赤くなります。おおー(*゚Д゚)
糸を入れると、きれいな赤に。…このまま染まるといい色なのですが、さすがに洗うとすぐ落ちてしまいますね。
それでも、みょうばん媒染できれいなピンクが出ました。淡い色にも染めて、さくらやコスモスを編むのに良さそう…。
銅媒染では、紫みのピンクに。これで濃淡が出ればからすのえんどうやれんげそうに! と思い、染める時間を加減してみたのですが、案に相違して洗うと紫みの色が落ちて、黄みの強いサーモンピンクに…。うーん、思うようにはいかないものです…。
銅が強いと紫がかるのかな…? と考え、濃いめの銅媒染液を作り、染めてみると、なぜかオレンジがかったピンクになりました。これはひなげしを編むのにぴったり! と思ったのですが、乾かすと、けっこうムラが出てしまいました(。-_-。)
このあと、もういちどびわの葉→重曹→濃いめの銅媒染、で試してみたところ、紫みのピンクにはなりましたが、オレンジピンクは出ませんでした…。あれは何だったのかしらん。
鉄媒染では紫色…になりそうだったのですが、染液に戻し入れたところで、茶色になってしまいました(^ ^;) 難しいですね。

というわけで、びわの葉染めでした。さまざまなピンクが得られました(*^ ^*)
…が、赤やオレンジは出なかったので、どうしよう…。
思い通りの色が出ないのが、化学染料とは違う草木染めの醍醐味…ですが、欲しい色があるときにはどうすればいいのか…。草木染め初心者には難しい問題です。狙った色に染めようとするほうが間違っているのかもしれませんが…。
次は、緑を染めようとして四苦八苦するお話です。お楽しみに!

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by chichi-teshigoto | 2018-02-24 22:28 | てしごと | Comments(0)

草木染めに、挑戦!:黒豆

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近所の神社で、梅の花が咲いているのを見つけました。
木蓮も、ふわふわしたつぼみがたくさんふくらんでいます。
春が近づいていますねぇ…(*^ ^*)

今日も、草木染めのお話です。
「お台所で染めもの」第3弾、黒豆。
お正月の残りの黒豆で、染めてみました。

一晩水につけておいた黒豆を、1時間ほど煮込みます。
…黒豆を炊いているとどうも年の瀬のような気分がしますね(´・ω・)
得られた真っ黒な煮汁で、染めもの開始!
豆のほうは、お砂糖を加えてふたたび煮込んでおきます。

糸の束をしばらく煮込み、媒染をかけます。
まずは鉄媒染から。
鉄らしくグレイ系に染まることの多い鉄媒染。
あまり灰色ばっかりでも何だし、薄めてみたらどうなるかしら…と思い、媒染液はちょっと薄めのものと2種類用意しました。
青紫が出ると良いなと思ったのですが…、うーん、ブルーグレイ? みずいろと呼ぶのはちょっと苦しいぐらいの色になりました。
ふつう濃度の鉄媒染では、青紫がかったグレイ。やはり媒染液が濃いほうが、濃く染まりますね。
銅媒染では、くすんだ紫になりました。うーん…。すみれやビオラを編むにはちょっと色が薄いかなー。
みょうばんでは、くすんだ赤紫。みょうばんだと赤みが強く出るようです。もうちょっと濃くなれば、紫みのピンクと呼べそうなんだけど…。
濃いめのみょうばん媒染だとどうなるのでしょうか。試したくなってきました。
しかし、みょうばんは加熱して溶かさないといけないのですが、鍋が空いてない…。
染液も残り少ないし…。どうしよう。
…あれ? そういえば、媒染液って分けて作るけど、直接染液に混ぜたらどうなるんだろう?
と、突然思いついたので、ダメもとでやってみることにしました。残り少ない黒豆の煮汁に、みょうばんを投入! えいやぁ(゚Д゚)ノ
すると、おお! 劇的な反応が起こりました。
濁った煮汁がみるみる分離して、もろもろしたかたまりになると、澄んだ美しいマゼンタ色があらわれたのです!
れんげそうやからすのえんどうにぴったりな色…。
慌ててもろもろを濾しとり、残った糸の束を投入して煮出し、濃い色から薄い色まで3種類のマゼンタピンクを染め出したのでした。
b0316615_19594204.jpg
ちょうど赤ワインのような、きれいな色。
…しかしそういえば、草木染めの本にワイン染めのことが載っていたのですが、ワインの色素アントシアンは不安定で日光に弱いと書いてあったような…?
なんだか不安な気持ちがよぎります。
糸を少し取って日の当たる窓辺に置き、数日様子を見ました。
すると案の定、色褪せてきました…。室内に置いてあるものはそうでもないのですが…。
これでは、売りものに使うのは止めておいたほうがいいかも…(。-_-。)
たまねぎや苅安はあまり変化がないので、やはり紫は気難しい色なんだなぁ…。

そんなわけで、あまり成功したとは言いがたい、黒豆染めでした。
きれいな色だったんだけどなー。
お豆のほうは、その後おいしくいただきました。
ちょっと濃いめの味付けにしたのですが、やはりすかすかしている気はしました(^ ^;)

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by chichi-teshigoto | 2018-02-20 21:24 | てしごと | Comments(0)

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